看護師のワークライフバランスって?
看護師のワークライフバランスって?

ワークライフバランスの必要性と経営者側の課題

長く働き続けるために!ワークライフバランスを死守しよう

看護師のワークライフバランスって?
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必要性と課題を見てみよう

必要性と課題を見てみよう

ワークライフバランスの必要性

どんなに仕事が好きな人でも、仕事が多すぎれば疲れてしまいますよね。残業や休日出勤ばかり続けば収入は増えるかもしれませんが、心身の健康状態が悪くなってしまうでしょう。仕事と家庭を両立する方法も時代とともにあり方が変わってきています。今は男性も女性も関係なく、家事育児は分担しながら協力するのが当たり前の時代。多様な働き方をずっと続けていくためには、ワークライフバランスを考えた働き方が基盤となっていなければなりません。ワークライフバランスが大切なのは誰もが認めるところでしょう。でも、個人でそう思っているだけでは実現できません。そこで考えたいのが、企業や組織、社会にとってワークライフバランスが大切な理由です。
ワークライフバランスを重視している職場なら、働きたいと手を挙げる人も多くなるのは当然の流れですよね。多くの人材を惹きつけることができれば優秀な人材の獲得率も高まります。働きやすい職場なら定着率もよくなるので、ワークライフバランスの実現によってみんなが幸せになれるんですね。
人口減少の問題もワークライフバランスと深い関係があります。仕事と家庭を無理なく両立できる仕組みがしっかりしていれば憂いなく出産・育児ができるので、出生数はもっと増えていくことでしょう。

経営目線から見た課題

理想的な労働環境が提供されることで従業員のモチベーションは向上し、パフォーマンスも向上します。現場のやる気は生産性の向上へとつながり、コスト削減をしながら仕事の質はさらに向上。ここまではどこをとってもいいことばかりです。ただ、経営目線から実現すべきワークライフバランスの概要について考えると、いろいろ課題も見えてくるんです。
例えば、ワークライフバランスについての理想って人によって違いますよね。個人の状況が異なれば、働きやすいと感じる環境も異なります。そうなると、企業としては具体的な対策を打ちにくくなります。ワークライフバランスが大事なのはわかっていても、結局何が正解なのかがわからなくなってくるのです。
ただ単に労働時間を減らすだけの対策を打てば、生産性が下がってしまう可能性もあります。残業が慣習のようになっていた職場なら、従業員の意識を変えることがまず大変だったりもします。働きやすい職場だけ作っても業績がついてこなければ、職場の存在そのものが危うくなってしまうでしょう。ワークライフバランスの実現は簡単なようにも思えますが、実は難しい舵取りが求められるプロジェクトなんです。

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