長く働き続けるために!ワークライフバランスを死守しよう
仕事と家庭を両立しながら働き続けている看護師はたくさんいますが、その中にはワークライフバランスが保てなくて悩む人もたくさんいます。では、どうすればワークライフバランスを保てるのでしょうか?
仕事と家庭の両立が難しいと思ったら、まずは勤務形態を見直してみましょう。育児をしながら無理して夜勤に入ったりしていませんか?よほどのサポート体制がない限り、育児中の夜勤は難しいものです。子どもが急に熱を出したとき、日勤なら職員が他に何人もいるのでまだどうにかなるかもしれませんが、職員の絶対数が少ない夜勤だとすぐに動けないかもしれません。もしものことを考え出せばキリがありませんが、状況が整わないまま無理して夜勤を続けているとワークライフバランスは崩れてしまいますよ。周囲の十分なサポートが得られないなら、夜勤を免除してもらえるよう職場に相談し、日勤のみの勤務体制に変更することをおすすめします。
もう1つのポイントは、ワーキングマザーが多い職場を選ぶことです。同じような境遇の人が多ければ、多くを語らなくても事情は理解してもらえます。育児中の人がほとんどいない職場だった場合、子どものことを理由とした早退や欠勤に対する理解が得にくいかもしれません。「お互いさま」の状況があれば、仲間みんなのワークライフバランスを保つことができますよ。
それぞれの職場にやり方があって、そのすべてを職員がコントロールできるわけではありません。もし希望と現状があまりにもかけ離れているなら、いつか家庭が崩壊してしまうかもしれません。ワークライフバランスが保てないと思えるなら、我慢せず転職を検討してみてくださいね。日勤のみで働ける看護師の職場は探せばたくさんあります。
ワークライフバランスを上手に保つ重要なポイントとなるのが、家事に対する意識です。家事は追求すればどこまでもやることがあるので、優先順位をつけながら効率よくこなしましょう。時間がある日にまとめて家事をこなすなど、家事をやるべきときとそうでないときの線引きをしっかりしておくと割りきりやすいですよ。
適度に力を抜くことを悪いことだなんて思わなくて大丈夫です。パートナーとよく話し合って、家事育児を分担することも大切ですよ。事情が許すなら、家事育児をパートナーに任せて気分転換の時間を作ってみてください。少しのリフレッシュが活力を取り戻すきっかけになります。