看護師のワークライフバランスって?
看護師のワークライフバランスって?

ワークライフバランスに関して知っておきたい制度と事例

長く働き続けるために!ワークライフバランスを死守しよう

看護師のワークライフバランスって?
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知っておきたい制度や事例

知っておきたい制度や事例

超過勤務対策

2019年4月から施行されている「働き方改革関連法」で、時間外労働の上限が決められました。上限時間は、原則月45時間、年360時間です。労働時間を正確に把握するために、タイムカードやICカードを活用した労働時間の管理も義務づけられています。ですが、看護師の仕事は時間できっちり区切ることが難しいので時間外労働がゼロにはならないかもしれません。それでも、工夫さえすればまだまだ改善できることはたくさんあります。例えば長崎県のJ病院。J病院では看護補助者と協働して巡回メッセンジャー業務やリネン交換を行ったり、外来看護師の応援、看護記録時間の確保や意見交換会の実施などにより超過勤務対策に成功しています。
このように時間外労働ゼロに向けて工夫している病院に転職するときは、働き方改革に積極的な事業所とそうでない事業所をしっかりと見極めることがポイント!時間外労働の上限規制については、厚生労働省の働き方改革特設サイトで詳しい情報を入手できますよ。

動画などを使ってわかりやすく解説しているので今後の参考になります。 時間外労働の上限規制 時間外労働の上限規制について

育児短時間勤務制度

子どもが小さいうちは「育児短時間勤務制度」が活用できます。育児短時間勤務制度とは、子どもが3歳になるまでの間1日原則6時間を常勤とする制度です。法律的には3歳までとなっていますが、子どもの年齢がもっと上でも短時間勤務を可能にしている病院もあるんです。
育児短時間勤務制度の概要や条件などについては、別サイトの「育児短時間勤務とは?条件・給与・期間などの基本をおさらい」で詳しく解説されています。

育児短時間勤務ができる人の条件などもわかりやすくまとめられています。 育児短時間勤務 育児短時間勤務について

短時間正社員制度

「短時間正社員制度」は、日本看護協会も推進している制度です。正社員のまま勤務日数や勤務時間を短くできる制度で、育児以外の理由でも適用が可能です。ただし、この制度をどう運用するかは事業所の方針によってそれぞれ違います。例えば鳥取県のW・U病院。W・U病院では、週30時間(1日6時間)の時間短縮型と週休3日制の休日拡充型の2種類を導入することで看護師の働き方の改善につなげています。
短時間正社員制度についての詳しい情報は、厚生労働省のパート・有期労働ポータルサイトに詳しいことが掲載されているので参考にしてみてくださいね。

短時間正社員制度の概要や導入の仕方、運用マニュアルなどをまとめたページです。 短時間正社員制度 短時間正社員制度について

子育て後の看護師復帰もしっかりサポート

育児でしばらく看護師の仕事から離れていると、復帰して仕事と家庭をうまく両立できるか心配になったりしますよね。そこでぜひ活用をおすすめしたいのが、厚生労働省委託事業の「仕事と育児カムバック支援サイト」です。子育て後の看護師の復帰をしっかりサポートしてくれるので、ブランクがあっても安心です。

再就職を目指している人に向けて、さまざまな支援情報や保育情報などを紹介しています。 仕事と育児カムバック支援サイト 仕事と育児カムバック支援サイト

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